男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

新しい内視鏡検査の超音波内視鏡(EUS)が始まりました。

自分の働いている病院で4月から超音波内視鏡が行えるようになりました。今まで内視鏡は大腸と胃に対して行っており、超音波はまったく知らない事でしたので自分でもちょっと調べてみました。

超音波内視鏡とは

超音波内視鏡(EUS: Endoscopic Ultrasonography)は、文字通り超音波(エコー)装置をともなった内視鏡で、消化管のなか(内腔)から消化管壁や周囲組織・臓器などの診断をおこなう検査です。この検査も"胃カメラ"と同じく口から内視鏡を挿入します。通常の‘胃カメラ’では消化管の表面しか見ることが出来ませんが、超音波を用いることにより組織の内部の観察が可能となります。またEUSは体表からのエコー検査と異なり、胃や腸の中の空気や腹壁、腹腔内の脂肪、骨がエコーの妨げになることがなく、目的の病変(特に胆道や膵臓)の近くから観察が行えるため、より詳細に病変の情報を得ることができます。超音波内視鏡では、食道、胃、大腸の粘膜の層構造を見ることができるので、潰瘍などの病巣がどのくらい深くまで及んでいるか(深達度)や、表面には見えない粘膜下の腫瘍などを調べることができます。我々は、主に膵臓・胆道(胆のう、胆管)疾患に対する精密検査として用いています。
「東京大学医学部附属病院 消化器内科 胆膵グループのHPより抜粋」


通常の内視鏡検査では発見することが出来なかった病気を見つけることが出来るみたいですね。点数も300点なので3割負担でも900円ですので、どうせ内視鏡を行うなら超音波内視鏡を行った方が様々な病気を発見できるのでおススメみたいな感じがします。

でも、デメリットもあるみたいです。


超音波内視鏡はどこの医療機関ででもできる検査ではありません。超音波内視鏡の医療機器がどこにでもあるものではなく、また、これを扱える医師が少ないのも現状です。
頻度は少ないのですが偶発症があることです。 偶発症としては出血、膵(すい)臓を刺した場合は膵炎、そして胃が破れるという穿孔(せんこう)、などといった可能性があります。そしてがんを刺した場合にそれをお腹の中にばらまくいわゆる播種(はしゅ)というような偶発症も考えられますが、こういった諸々の偶発症の報告は極めて少なく、ほとんどないものと考えて良いと思います。リスクはもちろんゼロではないですが、ほとんど報告はありません。


あとは挿入するカメラが通常のものより太いため息苦しさなどもあるそうです。やっぱり導入している病院が少ないのが一番のデメリットであると思います。せっかくな内視鏡を行おうと思って病院に行って事前検査などしていざ検査のタイミングで超音波内視鏡を導入していない可能性があるのです。


これはある程度の主要都市ならある程度病院を探せば超音波内視鏡を実施している病院が見つかると思いますが、場合よっては全然近くにない可能性もあるわけです。ちなみに自分の働いている病院の周りでも導入している病院はとても少なかったです。


また、レセプトでは膵臓癌疑いをつけて請求すると良いのではないでしょうか。月末のレセプト点検が楽しみですね。実施件数は何件になるんでしょうね。

人気ブログランキングへ
にほんブログ村 医療事務