男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

母親が関節腔内注射の実施しました(スベニール・アルツ・ケナコルト)

先日母親が整形外科に通院したことを書きました。

 

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膝の痛みは引かず、投薬による保存的加療では効果が薄かったため関節腔内注射を実施しました。関節腔内注射って自分の働いている病院でも算定していますが詳しくは知らなかったので勉強してみました。

関節腔内注射とは?

骨と骨の間にある軟骨の部分に行う注射です。習志野台整形外科のHPに詳しく書いてありました。

関節とは、骨と骨のつなぎ目の部分で、レントゲンでは、骨しか見えませんが、それ以外に軟骨や滑膜と関節の袋である関節包に覆われています。 この関節包の中、関節腔へ注射するのが、関節内注射です。適応・メリットは、関節炎や変形性関節症などで、関節包内に痛みの原因がある時に効果があります。逆に関節包外の筋肉や神経の場合はほとんど効果がありません

なので母は骨には異常がなく関節包に疾患があることがわかります。実際、軟骨部分(関節包)に問題があると言われたそうです。

使用する薬剤(スベニール・アルツ・ケナコルト)について

自分の働いている病院でも膝や肩の疾患で関節腔内注射を行います。頻繁に使う薬剤はスベニール・アルツ・ケナコルトなどがあります。母親が行ったのはスベニールという薬剤です。

スベニールとアルツという薬剤はヒアルロン酸でしてほとんど同じですが、スベニールのほうが適応病名が多いです。

■アルツ:変形性関節症
■スベニール:変形性関節症、リウマチ関節疾患

ケナコルトだけは少々違いステロイド剤となっています。水がたまって腫れている膝では炎症を伴っているので、ヒアルロン酸単独ではあまり効果が期待できません。その場合にはステロイド剤を使用します。

料金はいくらかかるの?

使用する薬剤や量にもよりますが、関節腔内注射の実施料+薬剤料となります。ざっくりした計算ですが、どの注射も700円くらいで実施できます。ジュネリックを使用すればもっと安くなります。

一例ですが半額以下になります。ジュネリックが安いのか先発品が高いのか…。

注意事項もあるみたいです

アルツを実施した当日はお風呂に入らない方が良いとか、1週間に1回で5週までとかいろいろありますが詳細は担当医に確認してくださいね。

レセプト情報!関節穿刺も一緒に算定できる?

関節穿刺と一緒に実施することがあると思います。関節穿刺は100点で関節腔内注射は80点なので関節穿刺を算定した方が高いじゃん。そっちで算定した方が良いよ!って思うかもしれません。

しかし関節穿刺は処置の項目になりますので外来管理加算が算定できなくなります。関節腔内注射+外来管理加算でで算定した方が高くなりますのでこちらで算定してくださいね。


これさえあれば何もいらない。医療事務員必須です。