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男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

K048骨内異物(挿入物を含む。)除去術の創傷処理について

外来診療費の計算をしている時に隣の新人から「確認お願いします。」と言われました。何かと思い確認してみると外来オペの算定についてでした。

その外来オペは「K048 骨内異物(挿入物を含む。)除去術」でした。

先月に固定のために使用した鋼線を除去するためでした。

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まずは「K048 骨内異物(挿入物を含む。)除去術」について確認します。

さて、医療事務必須の算定本を確認しましょう。

K048 骨内異物(挿入物を含む。)除去術

1 頭蓋、顔面(複数切開を要するもの) 12,100点
2 その他の頭蓋、顔面、肩甲骨、上腕、大腿7,870点
3 前腕、下腿5,200点
4 鎖骨、膝蓋骨、手、足、指(手、足)その他 3,620点
通知

(1) 「1」の「頭蓋、顔面(複数切開を要するもの)」は、顔面多発骨折手術などで、複数個の骨固定材料による手術が行われた症例に対し、複数箇所の切開により複数個の骨固定材料を除去・摘出する場合に算定する。

(2) 三翼釘、髄内釘、ロッドを抜去する場合の骨内異物(挿入物を含む。)除去術は、手術を行った保険医療機関であると否とにかかわらず算定できる。

(3) 鋼線、銀線等で簡単に除去し得る場合には、区分番号「J000」創傷処置、区分番号「K000」創傷処理又は区分番号「K000-2」小児創傷処理の各区分により算定する。

例によって難しいですね。

「鋼線、銀線等で簡単に除去し得る場合」ってどんな場合なんだろう?

今回新人が困ったのはこの部分です。今回除去したのは鋼線でしたので通知の(3)に該当する部分になります。

でも、通知には【(3) 鋼線、銀線等で簡単に除去し得る場合には、区分番号「J000」創傷処置、区分番号「K000」創傷処理又は区分番号「K000-2」小児創傷処理の各区分により算定する。】と書いてあります。

いったい、「J000」創傷処置で算定するべきなのか、「K000」創傷処理で算定するべきなのか悩むところですよね?算定本を確認した新人をほめたいと思います。

自分の働いている病院での算定について

まず以下の場合は創傷処理で算定しています。
  1. 外来オペとして予約して手術室で実施する場合
  2. キシロカイン等の麻酔を使用している場合
逆に創傷処理で算定する場合。
  1. 外来診察の範囲で実施(診察室で実施する場合)
  2. キシロカイン等の麻酔を使用していない場合

大まかな区別は以上の通りです。

また部位にもよりますが、骨内の異物を除去しているので創傷処理であれば「筋肉、臓器に達するもの」で算定しています。

新人が自分で算定本を読んで不明点を質問してくるまでになってきました(´;ω;`)

少しずつ成長していると思いますので教育係としては嬉しい限りです。