男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

同日初診。初診料の算定は基本だけど難しいですね。

今日は同日初診141点の算定について書いてみたいと思います。初診料をふくめ同日初診の算定は簡単なようで難しい部分があります。

なんとなく知っているようで知らないこともありました。そんな同日初診について書いてみたいと思います。

 

 

f:id:sasakimaruo:20171208232551j:plain



同日初診141点の算定方法。押さえておきたいポイント!

まずは医療事務員必須の診療点数早見表を確認しておきましょう。バイブル!

ページは35ページになります。第1節初診料の中にあります。

5、1傷病の診療継続中に他の傷病が発生して初診を行った場合は、それらの傷病に係る初診料は、併せて1回とし、第1回の初診のときに算定する。

ただし、同一保険医療機関において、同一日に他の傷病について、新たに別の診療科を初診として受診した場合は、2つ目の診療科に限り141点(注2から注4までに規定する場合にあっては、104点)を算定できる。ただし書の場合においては、注6から注9までに規定する加算は算定しない。

例によって難しいですね。他にも大事そうなことが延々と書いてあります。なので僕が簡単にかみ砕いて書いておきます。

同日初診を算定できる場合。同日初診を算定できない場合。

まずは同日初診を算定できる場合。

  1. 高血圧症のため内科にて毎月受診している患者さんが、同日に腰痛のため整形外科を受診した。
  2. 骨折のため入院し経過観察のため外来受診した患者さんが、風邪気味のため内科を同日に受診した。
  3. 転んだ患者さんが急患で擦過傷の処置を外科で行い、打撲傷の診察を整形外科で同日に行った場合。

他にも無限に例は作れますがポイントとしては「同日に」と言う部分です。

なので、以下ような時には算定できません。

同日初診を算定できない場合。

  1. 高血圧症のため内科にて毎月受診している患者さんが、内科を受診しない日に腰痛のため整形外科を受診した。
  2. 骨折のため入院し経過観察のため外来受診している患者さんが、風邪気味のため内科を受診した。
  3. 転んだ患者さんが急患で擦過傷の処置を外科で行い、後日打撲傷の診察を整形外科で行った場合。

つまり、「継続している継続診療中の傷病がある患者さんは、別の診療科を受診した場合は再診料を算定する。しかし同日に限っては同日初診を算定してもOK。」ということです。

その他しっておきたい算定に関する注意事項。

他にも事務連絡でいろいろと書いてあります。全部は書ききれませんので僕の働いている病院で実施に発生した疑問点などを抜粋して書いておきます。

  • 新患の患者さんが2科受診したときは初診料282点と同日初診141点を算定。
  • 3つの診療科では算定できません
  • 診察する順番は関係ないです。初診の診療科を受診した後に再診の診療科でもOK。
  • 同日初診は初診の一部なので1月は特定疾患療養管理料は算定できません。なので診療科によってはあえて再診で算定したほうが高得点になります。

レセプト点検時に何度も修正しています。

同日初診141点を算定できるのに同日再診36点で算定しているのはもったいないですね。外来での100点は大きいですので注意が必要ですね。

その逆もあります。同日初診で算定したので特定疾患療養管理料が算定できないパターンもあります。同日再診で算定していれば特定疾患療養管理料が算定可能。

本日のまとめ

正しい計算をして正しい請求ができるように常日頃から勉強していきましょう。

関連記事

www.office-iryoujimu.com