読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

尿沈渣(鏡検法)27点における染色標本加算9点。必要病名について。【査定情報】

医療事務あるあるだと勝手に思っているのですが、スクリーニング的な検査にもかかわらず病名が必要な検査っていくつかありますよね?今日は尿沈渣(鏡検法)27点における染色標本加算9点についてです。

f:id:sasakimaruo:20160727213903j:plain

最初に本日の要点

  • 尿沈渣(鏡検法)における染色標本加算実施時は「尿路感染症」病名が必要です。

  • 病名無しの場合は査定となる。

  • 院内で検査した時だけ算定できます。

今月の査定です。

イージーな査定がありました。病名が無い検査を実施していたら点検システムで引っかかるのですが今回はなぜか漏れてしまいました。いくら良いシステムを導入してもヒューマンエラーがあっては意味ありませんね。

これは別に機会に書きたいと思います。

尿一般検査(D000 尿中一般物質定性半定量検査)と一緒にやる事が多いです。

泌尿器科ではスクリーニング的な感じでほぼ全員の患者さんで実施しています。

これは泌尿器科ではあたりまえですが、尿に関する疾患の患者さんが多いので採尿をして検査をすることは理にかなっています。

病名は「尿路感染症の疑い」で決まりです。

この尿沈渣(鏡検法)27点における染色標本加算9点の染色標本加算については尿路病名が必須です。なので自分が働いている病院では「尿路感染症の疑い」を毎月のようにつけています。

ヘモグロビンA1cの「糖尿病」と同じですね。

意外と面倒な作業です。他の病院でも同じような事をしていますので全国の医療事務員が毎月毎月、査定されないようにする為だけに「尿路感染症」とか「糖尿病」って入れている時間は莫大な時間だと思います。生1検査のように病名不要でも良いのに。

生化学的検査(Ⅰ)などのスクリーニングで病名は不要ですよ。 - 男性医療事務員の戯言

尿検査は外部委託すると算定できません。

(3) 尿中一般物質定性半定量検査は当該検査の対象患者の診療を行っている保険医療機関内で実施した場合にのみ算定できるものであり、委託契約等に基づき当該保険医療機関外で実施された検査の結果報告を受けるのみの場合は算定できない

2 当該保険医療機関内で検査を行った場合に算定する。

(3) 尿沈渣(鏡検法)は当該検査の対象患者の診療を行っている保険医療機関内で実施した場合にのみ算定できるものであり、委託契約等に基づき当該保険医療機関外で実施された検査の結果報告を受けるのみの場合は算定できない

診療点数早見表 P350、351より抜粋。

上記通り院内で検査結果まで出ないと算定できません。

これはD005赤血球沈降速度(ESR)も同じことが言えます。