男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

テリボン(テリパラチド)の72週(回)ってどうやって管理する?

フォルテオの利用率が下がっています。整形外科学会で何かあったのでしょうか?その代わり骨粗鬆症の治療方法としてテリボン(テリパラチド)とプラリア(デノスマブ)が増えています。

医療事務員の立場からすればどんな治療方法の治療薬でも正しいレセプトを作成すれば問題ありません。個人的にテリボン(テリパラチド)はレセプトコメントが不要なので楽チンなのが嬉しいですね。

今日の問題はテリボン(テリパラチド)の72週(回)ってどうやって管理する?です。

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本日の要点

  • テリボン(テリパラチド)の72週の管理は医事課ではなく外来で行う。
  • それでも裏では管理する事になった。
  • 神奈川県は72週ではなくて72回が可能と言われた。
  • レセプトでの病名は「骨粗鬆症」が必要。
  • 週1回の算定が可能です。

テリボン(テリパラチド)の72週(回)ってどうやって管理する?

電子カルテの病院ではありませんので紙カルテに回数を記載するという超アナログな方法を採用しています。しかし医師が書き忘れたりした場合は大きな問題になります。フォルテオのように24カ月で月1回くらいなら管理も容易ですけど72週(回)は多いですからねぇ。

外来からは管理できるって回答がありましたが一応医事課でも管理をすることになりました。

なんで72週(回)が上限なの?

これはフォルテオと同じ理由ですね。添付文書にも書いてあります。

雌雄ラットに本薬を皮下投与したがん原性試験において、投与量及び投与期間に依存して骨肉腫を含む骨腫瘍性病変の発生頻度が増加した。

つまり、長期間にわたり使用を続けると副作用のほうが大きくなる可能があるからですね。ただ、製薬会社によると神奈川県は72週ではなくて72回まで可能と言っていました。また神奈川県ルールですね。この判断は医師に任せますが医事課としては72週で管理して欲しい(余計な査定返戻を増やしたくない)と伝えました。

もちろん病名は「骨粗鬆症」です。

添付文書には「骨折の危険性の高い骨粗鬆症」って書いてあります。

「骨折の危険性の高い骨粗鬆症」とレセプトに書いたら査定になった過去がありますので僕が働いている病院では「骨粗鬆症」の基本病名のみです。

回答としては、 ①病名に「骨折の危険性の高い骨粗鬆症」と記載がしてあるが、病名として「骨折の危険性の高い骨粗鬆症」は無い。病名は「骨粗鬆症」となる。 ②症状詳記として「骨折の危険性の高いため実施した」と言う旨を記載しなくてはいけない。

なんとフォルテオ(在宅自己注射指導管理料)が返戻です。 - 男性医療事務員の戯言

毎週算定が可能です。フォルテオとテリボンどっちが安いの?

これは薬価としてはほぼ同じですが、フォルテオには在宅自己注射指導管理料があるので結果としてはフォルテオの方が高額になります。またテリボンは72週(1年半)なのに対してフォルテオは24ヶ月(2年)なので薬剤も長期的にトータル費用で考えればテリボンの方が圧倒的に安くなります。(2016年8月時点)

【薬価比較】 テリボン:10,837円/7日 1,548円/日 フォルテオ:43,334円/28日 1,548円/日

なのでどっちが安いのかと聞かれたらテリボンのほうが安いですよ。と答えています。