男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

外来管理加算の算定できない項目一覧。今月の査定。

今月も査定分析の時期ですね。皆さんの病院でも査定や返戻の傾向や内容をチェックすると思います。自分の働いている病院ではこの査定や返戻を次に生かす事ができずに「同じミス」を繰り返していました。

Aさんは知っているけどBさんは知らない。みたいな個人の実力に頼っている傾向がありました。これを少しづつ修正して全員で共通理解できるような仕組みを作っています。

さて今月の査定に外来管理加算がありました。外来管理加算って基本ですけど意外と奥が深いです。医療事務資格勉強している時は覚えていても実務に入ると忘れている人も多いのではないでしょうか?

f:id:sasakimaruo:20160821215901j:plain

外来管理加算の査定内容。

しっかりレセプト点検出来ていたら防げたミスです。ブロック注射の患者さんに外来管理加算を算定していて査定になりました。

あーくやしい。

点数にすれば52点なので微々たるものですが、1件は1件ですからねぇ。

ブロック注射は診療区分で言うと「麻酔」になりますので査定が正しいです。

査定や返戻が必ず正解とは限りません。審査機関も間違えること多々ありますので必ずチェックしておきましょう。

www.office-iryoujimu.com

これらの診療を行っていたら外来管理加算は算定不可です。

以下の診療を行っていたら外来管理加算は算定できません。気をつけてくださいね。

  • 慢性疼痛疾患管理
  • 厚生労働大臣が定める検査
  • 第7部 リハビリテーション
  • 第8部 精神科専門療法
  • 第9部 処置
  • 第10部 手術
  • 第11部 麻酔
  • 第12部 放射線治療
厚生労働大臣が定める検査一覧

第2章第3部第3節生体検査料のうち、次の各区分に掲げるものをいう。

  • 超音波検査等
  • 脳波検査等
  • 神経・筋検査
  • 耳鼻咽喉科学的検査
  • 眼科学的検査
  • 負荷試験等
  • ラジオアイソトープを用いた諸検査
  • 内視鏡検査

こうやって一覧にしてみると外来管理加算ってそんなに算定できませんね。

算定本もチェックしておきましょう。

8 入院中の患者以外の患者に対して、慢性疼痛疾患管理並びに別に厚生労働大臣が定める検査並びに第7部リハビリテーション、第8部精神科専門療法、第9部 処置、第10部手術、第11部麻酔及び第12部放射線治療を行わないものとして別に 厚生労働大臣が定める計画的な医学管理を行った場合は、外来管理加算として、52 点を所定点数に加算する。診療点数早見表 2016年4月版44ページより。

 

キ 「注8」の厚生労働大臣が別に定める検査とは、第2章第3部第3節生体検査料のうち、次の各区分に掲げるものをいう。超音波検査等、脳波検査等、神経・筋検査、耳鼻咽喉科学的検査、眼科学的検査、負荷試験等、ラジオアイソトープを用いた諸検査、内視鏡検査診療点数早見表 2016年4月版45ページより。

外来管理加算と併算定OKな検査一覧

最後にオマケですが外来管理加算と。併算定OKな検査です。

  • 第1節 検体検査
  • 呼吸循環機能検査等 D200-D214
  • 監視装置による諸検査 D218-D234
  • 皮膚科学的検査 D282-4
  • 臨床心理・神経心理検査 D283-D285
  • 第4節 診断穿刺・検体採取料

これらの項目を実施していたら外来管理加算と併算定はOKです。

本日のまとめ

検査が少々ややこしいですね。算定してOKの検査とNGの検査があります。本来であれば医事会計システムでチェックできるようにしてあるんですけどね。なぜか一部のブロック注射だけはその設定が変更されていました。

同じミスをしないように日々改善を続けたいと思います。