男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

皮膚科特定疾患指導管理料Ⅱ(B001-8)100点を算定しない理由。

医療事務のみなさんこんにちわ。佐々木まるおです。

皮膚科特定疾患指導管理料Ⅱ(B001-8)100点って算定していますか?僕の働いている病院では基本的に算定しません。皮膚科特定疾患指導管理料Ⅱって意外と曲者ですからね。

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皮膚科特定疾患指導管理料Ⅱを算定しない理由

これは単純な理由です。皮膚科特定疾患指導管理料Ⅱを算定するよりも特定疾患療養管理料(B000)の方が高い点数になる可能性があるからです。

単純な点数だけを比較すると「皮膚科特定疾患指導管理料Ⅱ」>「特定疾患療養管理料」になります。

僕が働いている病院は200床以下の中規模病院なので「特定疾患療養管理料」は87点です。

皮膚科特定疾患指導管理料について

医療事務必須の算定本を確認してみましょう。皮膚科特定疾患指導管理料は204ページです。

イ) 皮膚科特定疾患指導管理料(Ⅰ) 250点

ロ) 皮膚科特定疾患指導管理料(Ⅱ) 100点

1 皮膚科又は皮膚泌尿器科を標榜する保険医療機関において、皮膚科又は皮膚泌尿器科を担当する医師が、別に厚生労働大臣が定める疾患に罹患している患者に対して、計画的な医学管理を継続して行い、かつ、療養上必要な指導を行 った場合に、当該疾患の区分に従い、それぞれ月1回に限り算定する。

通知

(5) 皮膚科特定疾患指導管理料(Ⅰ)及び(Ⅱ)は、同一暦月には算定できない

厚労省HPより抜粋 平成28年度診療報酬改定について |厚生労働省

皮膚科特定疾患指導管理料は月1回。特定疾患療養管理料は月2回。

つまり、皮膚科特定疾患指導管理料(Ⅰ)であれば250点なので問題ありませんが、皮膚科特定疾患指導管理料(Ⅱ)は100点です。

特定疾患療養管理料は87点×2回=174点なので特定疾患療養管理料(B000)の方が高い点数になります。

小規模の診療所などではまた違ってきますが、僕が働いている病院は20くらいの診療科があります。すると皮膚科メインの患者さんは少ないです。普段は内科や外科にかかっている患者さんが臨時でかかる事が多いです。

すると特定疾患療養管理料の方が高い点数になる事が多くなります。

レセプトを考えて算定する事が大事ですね。

コスト感覚に優れている医療事務になりましょう。

本来であれば算定したほうがいいの事も月を通してみれば良くなかったって事あります。

まぁその患者さんが同月内に再来があるのかどうか含めて考えなくてはいけませんので大変ですが、前回の処方日数を考えればわかるハズです。

出来れば医事課内で全員が共通認識で理解できる仕組みを作れるといいですね。

皮膚科特定疾患指導管理料対象疾患一覧

皮膚科特定疾患指導管理料(Ⅰ)の対象となる特定疾患

  • 天疱瘡
  • 類天疱瘡
  • エリテマトーデス(紅斑性狼瘡)
  • 紅皮症
  • 尋常性乾癬
  • 掌蹠膿疱症
  • 先天性魚鱗癬
  • 類乾癬
  • 扁平苔癬
  • 結節性痒疹及びその他の痒疹(慢性型で経過が1年以上のものに限る。)

皮膚科特定疾患指導管理料(Ⅱ)の対象となる特定疾患

  • 帯状疱疹
  • じんま疹
  • アトピー性皮膚炎(16歳以上の患者が罹患している場合に限る。
  • 尋常性白斑
  • 円形脱毛症
  • 脂漏性皮膚炎

ただし、アトピー性皮膚炎については、外用療法を必要とする場合に限り算定できる。

www.office-iryoujimu.com

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