男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

絆創膏固定術を両足に。2つ算定できる?必要病名について。

絆創膏固定術を両足に実施した患者さんがいました。

両足に絆創膏固定術?あまり例のない事だったので整形外科へ確認をしました。病名も両足捻挫だそうです。

そんな時に、絆創膏固定術は両足に算定していいのでしょうか?

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絆創膏固定術は両足に実施していても1つ分の算定しかできません。

最初に正解を書いておきます。

絆創膏固定術は両足に実施していても1回分の点数しか算定できません。絆創膏固定術は500点ですので両足に実施していても500点です。間違えないようにしましょう。1000点(500点×両足2)は間違いです。

J001-2 絆創膏固定術 500点

なので、病名が

  • 両足捻挫

の患者さんが2か所に絆創膏固定術をしていても500点です。

絆創膏固定術について。必要病名。

まずは絆創膏固定術について知っておきましょう。絆創膏固定術って「テーピング」の事です。弾性包帯でもOKと書いてあるサイトもありましたが僕が働いている病院では算定していません。

これは地域差がありますので各支払基金や国保連合の言う事を聞いておきましょう。

そして点数早見表でも確認しておきましょう。絆創膏固定術は「術」って入っていますが「処置」の項目です。ヘージは581ページですね。

J001-2 絆創膏固定術 500点

通知

足関節捻挫又は膝関節靱帯損傷に絆創膏固定術を行った場合に算定する。ただし、交換は原則 として週1回とする。

通知にしっかり書いてあります。「足関節捻挫」又は「膝関節靱帯損傷」です。

それ以外の病名では基本的に査定になりますので計算時やレセプト点検時も要注意ですね。

どこに1回分しか算定できないって書いてあるの?

点数早見表の581ページに1回しか算定できないって書いてありません。ここに書いていないので両足に絆創膏固定術を実施したら2回分(1000点)を算定して間違えてしまいそうになります。

これは処置の通則6に書いてありますね。点数早見表なら579ページです。

通則6 対称器官に係る処置の各区分の所定点数は、特に規定する場合を除き、両側の器官の処置料に係る点数とする。

ね。書いてあります。

特に規定する場合っていうのは

  • J100 副鼻腔手術後の処置(片側)
  • J116 関節穿刺(片側)
  • J129-4 治療装具採型法(1肢につき)

などがありますね。(片側)とか(1肢につき)って書いてあるのでわかりやすいです。