男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

2016年診療報酬マイナス改定だったけど病院収益はどうなった?

4月に診療報酬改定がありマイナス改定となりましたが病院の収益にどのくらいの影響があったのでしょうか?

これからの医療事務員は経営数字が読めると強みが増えますので院内報や会議など上司の会話を聞いて考える力を身につけたいですね。

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まずは復習から。今回はマイナス改定です。

診療報酬は2年に1回点数が変更になります。その時々の世の中の流れや税収などをふまえて決定されます。今回のキーワードは「2025年問題」ですね。団塊の世代が一斉に後期高齢者75歳以上になり現在の皆保険制度は維持が困難となっています。

なので、「病院から自宅へ」「治療から共存へ」と動かしていきたい政府厚労省の意向を十分にふまえた改定でした。まぁその先の介護保険も破綻が目に見えていますがこれは金額のアップと対象年齢引き下げがあるのでいつパンドラの箱を開けるのかってところです。

この辺の内容は以前の記事にも書いてあります。

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病院の収益にはどれくらいの影響があった?

通常で考えればマイナス改定=減収となります。

でも算定する方法を変更したり薬剤をジェネリックに切り替えたりと対応できることは多々あります。その結果2016年上期は黒字経営となっています。しかも収益は前年比よりも多いので、とりあえずはいい傾向です。

なので、2016年診療報酬マイナス改定だったけど病院収益には影響がなかったと言えます。

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しかし懸念材料もあります。

当然ですがマイナス改定でしたので病院としての収入は減少しています。

しかもジェネリック医薬品(後発品)へ移行が進んでいるのでより収入は減っていきます。それでも増収になったのは支出を抑えていたからです。会計上の細かい話はありますが簡単に言えば「収入は減ったけど支出も抑えたから手元のお金は増えている」って事です。

経営数字だけを考えると収入が減ることは望ましくありませんね。

なによりも大事なのは入口部分の収入です。ここがうまくいかないと将来は暗いです。コスト削減には限界があります。

経営者はいかにして収入を増加できるか考える必要があります。

それでも黒字経営なのでボーナスがちゃんと出ます。

これは嬉しいですね。あぁ12月が待ち遠しい。

今期も「A」評価でしたのでみんなより多くもらえます。何を買おうか検討中です。