男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

レセプト病名。すべての医療事務員は病名をつけすぎじゃない?

先日、医療事務員があつまる研修に参加してきました。対象者は「レセプトを主に担当しており査定や返戻に対しても知識がある人」となっていました。医療事務経験で言うと5年から10年くらいだと思います。ある程度経験値を積んで医事課の中でも主任とかリーダーになっている人が多かった気がします。

まぁ課長とか部長ではない人です。実際に毎月レセプトを点検している人たちの集まりです。そんな集まりの中で感じたのは「病名をつけすぎじゃない?」って事です。なので今日はレセプト病名についてです。

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レセプトの病名欄がスーパーマンみたいになっている患者さんいるよね。

医療事務員にとってなによりも避けたいのが「返戻・査定」です。「返戻・査定」になると病院の収益に影響してきますし医局会などで説明が必要な場合もあります。

ならば、必要な病名をドンドン追記してしまおう。例えは生1などスクリーニング検査に肝機能障害疑いってつけてみたり、手術後の患者さんに創傷部痛とかいれたりです。ほかにもたくさんありますよね。

僕はD005血液形態・機能検査9ヘモグロビンA1C(HbA1C)に糖尿病の疑いやD002尿沈渣(鏡検法)染色標本加算に尿路感染症の疑いなんかも不要だと思っていますが、これは査定があるので病名入れています。

その結果、病名が10個も20個もあるような患者さんが多くなります。

審査側も変わる必要があると思いますね。

日本の皆保険制度は素晴らしいと思いますが、財政を圧迫している理由のひとつに厳しすぎる審査(無駄な審査?)があるんではないでしょうか。

もちろん、僕なんかより頭の良い人が考えているのでしょう。しかし病名や詳記などレセプト事務作業の多さで医師は患者さんを診る時間が減ります。事務員は査定を減らして収益を上げたい。審査側は正しい医療をチェックする。

うーん。理想像としては正しいのかもしれませんけどね。現状を考えるとこの制度を維持し続けることが正しいとはおもいません。この制度が何十年も続いているので業界の人はおかしいと思わないのでしょう。慣れるって怖い事です。

本日のまとめ

僕は30歳まで医療事務はおろか病院だって縁がなかったので、診療報酬に関する知識がない事は承知しています。

でもね、他業種から考えると相当おかしなことやっているんです。どこかで誰かがおかしいと言わないと、診療報酬改定だって意味なくなるしレセプト点検の意義ってなに?ってことになります。

なので、勉強会などで意識の改善は必要なことです。ドンドン言ったほうがいいです。

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www.office-iryoujimu.com そのために患者さんの病名は