男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

在宅自己注射指導管理料を同月内に他院で算定していたら。

今月の査定情報を見ていたら「C101在宅自己注射指導管理料」の査定がありました。在宅自己注射指導管理料って外来で考えると高点数なので査定があると大きいです。くやしいですねぇ。

まぁ、同じ過ちを繰り返さないように日々反省して勉強していくしかありませんね。今日は在宅自己注射指導管理料の査定内容について書いておきます。

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C101在宅自己注射指導管理料について

すごく簡単に言えば、自己注射を必要としている患者さんに対し、注射方法や薬剤管理をすることに対する管理料です。僕の働いている病院では糖尿病(内科、糖尿病科、内分泌科)と骨粗鬆症(整形外科)の患者さんがほとんどです。一部エンブレルなど他の疾患もありますが99%は糖尿病と骨粗鬆症の患者さんになります。

そんな在宅自己注射指導管理料ですが、診療点数早見表も確認しておきましょう。ページは313です。

区分は在宅自己注射指導管理料なんで言うくらいなので「在宅」になります。

C101 在宅自己注射指導管理料

1 複雑な場合 1,230点
2 1以外の場合 イ 月27回以上下の場合 650点
         ロ 月28回以上の場合  750点

2016年度の診療報酬改定により回数の区分けが28回以上と27回以下になったのですっきりしました。



1 別に厚生労働大臣が定める注射薬の自己注射を行っている入院中の患者以外の患者に対して、自己注射に関する指導管理を行った場合に算定する。ただし、同一月に第2章第6部の通則6に規定する外来化学療法加算を算定している患者に ついては、当該管理料を算定できない。

2 初回の指導を行った日の属する月から起算して3月以内の期間に当該指導管理を行った場合には、導入初期加算として、3月を限度として、580点を所定点数に加算する。

3 処方の内容に変更があった場合には、注2の規定にかかわらず、当該指導を行った日の属する月から起算して1月を限度として、1回に限り導入初期加算を算定できる。

今回の査定内容はこんな感じ

10月20日に糖尿病外来を初診。市民病院退院し外来通院中。市民病院遠方のため紹介されてきた。

この患者さんは20日の受診時には診察のみ。27日に再来し在宅自己注射の薬剤を処方されたため医師に在宅自己中開始の確認をとる。その際に在宅自己注射指導管理料を算定しました。

この27日の在宅自己注射指導管理料が査定です。

この患者さんは、1日に市民病院で在宅自己注射指導管理料を算定していたようです…。在宅自己注射指導管理料は月に1回しか算定できないルールがありますので、1日に市民病院で算定しているので27日に支払い済みの金額を返金することになりした。

レセプトだと確認が難しい。

今回の査定はレセプト点検だと確認が難しいです。レセプトで確認すると大きな間違いはないからです。

レセプト点検をすると初診20日。27日再来で在宅自己注射指導管理料開始。なんの問題もありません。しかし審査機関では他の病院のレセプトも一緒に確認できますので在宅自己注射指導管理料を市民病院で算定済みな事も把握できます。

本来であれば、医師の紹介状の中に在宅自己注射指導管理料についての記載があっても良かったですよね。

本日のまとめ

在宅自己注射指導管理料は自分の病院だけでなく、他院からの紹介患者さんについては当月内の処方内容や診療内容についてしっかり把握することが大事ですね。

www.office-iryoujimu.com

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