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男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

胃炎と胃腸炎のレセプト病名の違いや使い分け。

ガスターとミヤBMを処方されていたらどんな病名をつけますか?

レセプト点検期間中に後輩と主任が口論していたので調べてみました。今日は医学的な「胃炎」「胃腸炎」の違いではなくて、医療事務におけるレセプト上の「胃炎」「胃腸炎」について書いてみたいと思います。

Aeromonas hydrophila on T.C.B.S agar - detail

僕に言わせれば「胃炎」「胃腸炎」も同じ。

もちろん「胃炎」「胃腸炎」では医学的に考えたらまったくの別物でしょう。慢性胃炎なんかになったらそれこそまったく別になります。

でもこの冬の時期に、風邪の症状や下痢嘔吐の症状で来院してくる患者さんに対して処方するガスターなどの胃薬とミヤBMなどの整腸剤に対する病名は、僕に言わせれば「胃炎」「胃腸炎」どちらも同じになります。

だってレセプトで査定されませんからね。

急性胃炎・急性胃腸炎どちらでレセプト病名にしても査定になりません。これは間違いありません。

なので、僕の働いている病院では腹痛で来院してくる患者さんでガスターとミヤBMを処方されていたら「(急性)胃炎」で統一しています。特段の事情がない限りは「胃腸炎」は入力しません。

こうやって統一することでレセプト点検ソフトの精度を高めていけるとともに、点検時間の大幅な削減につながりました。

一応ちゃんと説明しておきます。胃炎と胃腸炎の違い

胃腸炎 

消化管(胃および小腸)の炎症を特徴とする疾患であり、下痢、嘔吐、腹痛および腹部痙攣などの症状を呈する。食物によって生じるものは食中毒とも称される。山陰地方では、腸感冒とも呼ばれる。胃腸炎 - Wikipedia

胃炎 

胃粘膜の急性炎症で、臨床的には腹痛、嘔吐、消化管出血などの突発症状を呈し、飲酒、喫煙、薬物、ストレスなどが原因としてあげられる。胃炎 - Wikipedia

どちらも嘔吐、腹痛が入っているでしょ。

まぁ、Wikipediaですから医学的に確実な情報とは言えないかもしれませんが概ね正解でしょう。僕もそう思います。

なので、この時期に腹痛の症状で来院してくる患者さんについてのレセプト病名は「胃炎」「胃腸炎」どちらでも正解になります。

病名って他にもどちらでも良い!みたいなものたくさんあります。そんな時は病院(医事課)内で共通認識で病名がつけれるようにしておくといいですね。何かあった時に他の人でも対応できるような状況にしておくのも大切な仕事です。