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男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

運動器リハビリテーションと消炎鎮痛処置は併算定不可ですよ。

今日は診療報酬に関する内容です。5月分のレセプトチェックを行っていたら「J119消炎鎮痛等処置」と「H002運動器リハビリテーション料」を同日に算定している患者さんのレセプトを発見しました。

ともにリバリュエーションを実施する病院では多く算定する項目です。

Happy

運動器リハビリテーションと消炎鎮痛処置は併算定不可ですよ。

タイトルにもある通り「J119消炎鎮痛等処置」と「H002運動器リハビリテーション料」は併算定は不可能です。一緒に算定はできません。

計算を間違えてしまった担当者に確認をしたところ

不思議に思ったけど診療点数早見表に書いてなかったので算定した

と言っていました。たしかに「J119消炎鎮痛等処置」と「H002運動器リハビリテーション料」どちらにも併算定がダメなんて書いてありません。

「J119消炎鎮痛等処置」

一応、確認してみましょう。診療点数早見表2016年版の606ヘージです。

1 1から3までの療法を行った場合に、療法の種類、回数又は部位数にかかわらず、本区分により算定する。

2 同一の患者につき同一日において、1から3までの療法のうち2以上の療法を行った場合は、主たる療法の所定点数のみにより算定する。

3 3については、診療所において、入院中の患者以外の患者に対し、半肢の大部又は頭部、頸部及び顔面の大部以上にわたる範囲の湿布処置が行われた場合に算定できる。

4 区分番号C109に掲げる在宅寝たきり患者処置指導管理料を算定している患者に対して行った消炎鎮痛等処置の費用は算定しない。

ここでダメって書いてあるのは在宅寝たきり患者処置指導管理料を算定した場合だけです。あとは参考として消炎鎮痛処置とトリガーポイント注射も併算定はできません。

「H002運動器リハビリテーション料」

こちらは516ページになります。ちょっとブログに書くには多すぎるので各自で参照してください。読んでもらえればわかりますがどこにも書いてありません。

運動器リハビリテーションと消炎鎮痛処置は併算定不可ってどこに書いてあるの?

ちゃんと書いてあります。計算を間違えてしまった担当者もここまでは読まなかったみたいです。おしい!もう少しでした。

書いてあるのはリハビリテーションの通則です。通則の5番に書いてあります。502ページでです。

区分番号J117に掲げる鋼線等による直達牽引(2日目以降。観血的に行った場合の手技料を含む。)、区分番号J118に掲げる介達牽引、区分番号J118-2に掲げる矯正固定 、区分番号J118-3に掲げる変形機械矯正術、区分番号J119に掲げる消炎鎮痛等処置、区分番号J119-2に掲げる腰部又は胸部固定帯固定、区分番号J119-3に掲げる低こう出力レーザー照射又は区分番号J119-4に掲げる肛門処置を併せて行った場合は、心大血管疾患リハビリテーション料、脳血管疾患等リハビリテーション料、廃用症候群リハビリテー ション料、運動器リハビリテーション料、呼吸器リハビリテーション料、がん患者リハビリテーション料、集団コミュニケーション療法料又は認知症患者リハビリテーション料の所定点数に含まれるものとする。

ね、書いてあるでしょう。

読みにくいので箇条書きにしておきます。

  • J117に掲げる鋼線等による直達牽引
  • J118に掲げる介達牽引
  • J118-2に掲げる矯正固定
  • J118-3に掲げる変形機械矯正術
  • J119に掲げる消炎鎮痛等処置
  • J119-2に掲げる腰部又は胸部固定帯固定
  • J119-3に掲げる低こう出力レーザー照射
  • J119-4に掲げる肛門処置

これらの処置を実施していた場合は、以下のリハビリテーションは算定できません。

  • 心大血管疾患リハビリテーション料
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料
  • 廃用症候群リハビリテー ション料
  • 運動器リハビリテーション料
  • 呼吸器リハビリテーション料
  • がん患者リハビリテーション料
  • 集団コミュニケーション療法料
  • 認知症患者リハビリテーション料

本日のまとめ

通則って意外と読み忘れることが多いです。大事なことだから通則に書いてあるんですが項番をチェックしちゃいます。

まぁ計算を間違えた担当者も同じ間違いはしないでしょう。少しずつでも勉強して行けるといいですね。

www.office-iryoujimu.com

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