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男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

痛み止め薬(ロキソニンなど)と同時に胃薬(ネキシウムなど)の病名について。

今年に入ってから審査機関である国保連合会と支払基金のドクターが変更になったのか査定傾向が変わってきました。僕はドクター変更による査定変更が嫌いです。なんじゃそりゃ?って本気で思っています。

で、痛み止め薬(ロキソニンなど)と同時に胃薬(ネキシウムなど)が処方されますが胃炎や逆流性食道炎の病名が無くてもOKだったのに急に査定になりましたのでご報告です。

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目次

痛み止め薬(ロキソニンなど)と同時に胃薬(ネキシウムなど)の病名について

他の病院は知りませんが、僕の働いている病院では痛み止め薬(ロキソニンなど)と同時に処方される胃薬(ネキシウムなど)については病名を入れていませんでした。それでここ数年間1度も査定になったことはありませんでした。

しかしここ数ヶ月ネキシウムやタケプロンなどPPIには病名無しで査定になることが増えてきました。無駄な査定は意味が無いので4月よりすべての患者さんに病名を入れてレセプト請求するようにしましたが意外と細かな労力です。

病名欄に

  1. 腰痛症
  2. 逆流性食道炎

みたいな感じで明らかなレセプト病名をつける必要が出てきました。

査定対象になった胃薬について

ロキソニンなどの鎮痛剤と一緒に処方される胃薬は大きく分けて3種類あります。この中で査定対象なのは以下の赤字のプロトンポンプ阻害薬(PPI)とH2ブロッカー(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)です。

  • プロトンポンプ阻害薬(PPI):オメプラール、タケプロン、パリエット、ネキシウム、タケキャブ
  • H2ブロッカー(ヒスタミンH2受容体拮抗薬):タガメット、ザンタック、ガスター、アルタット
  • 胃粘膜保護薬:セルベックス、ムコスタ、ガストローム、ガスロンN

胃粘膜保護薬については引き続き病名無しでもOKみたいです。

審査機関(国保連合会と支払基金)の解釈について

両方に電話問い合わせしました。審査機関(国保連合会と支払基金)の解釈としてはロキソニンなどに対しては胃粘膜保護薬にして欲しい。プロトンポンプ阻害薬(PPI)やH2ブロッカー(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)を処方するのであればそれだけの理由(逆流性食道炎などの病名)が欲しい。だそうです。

言っていることはわかるけれども、ロキソニンやボルタレンのようなNSAIDを長期に使用する場合、レバミピド(ムコスタ)のような胃粘膜保護薬より、PPI選択したい医師も多いです。

そして審査機関(国保連合会と支払基金)でもその必要性は十分に理解しているでしょう。

本日のまとめ

いままでOKだったのに急にNGになる理由はわかりません。それが許されるならその逆も教えてほしいです。でも査定は困るので対応していますけどね。

  • 痛み止め薬(ロキソニンなど)と同時に胃薬(ネキシウムなど)が処方された時は病名が必要。
  • 病名は逆流性食道炎や胃潰瘍でOK。
  • レバミピド(ムコスタ)のような胃粘膜保護薬には不要。
  • プロトンポンプ阻害薬(PPI)やH2ブロッカー(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)では病名が必要。
  • PPIでの逆流性食道炎には処方制限があるので注意
  • 審査機関(国保連合会と支払基金)は急に査定傾向を変えてくることがある