男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

病院の日当点を算出したよ。日当点とはなんだ?

医療事務を始めてから4年になりますが「日当点」なんて言葉は知りませんでした。

前任者の退職に伴い日当点算出して運営会議に提出するための資料作成をすることになりました。病棟ごとの日当点を算出してグラフを作成するだけの仕事なのでそこまで難しいものではありませんので良かったです。今日は覚えたての日当点について書いてみます。

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病院における日当点とはなんだ?

日当点(にっとうてん)とは、医療経営の指針の1つです。言葉の通り医療機関で1日あたりの点数を算出することを言います。日当点を算出することで各病棟で1患者あたりどのくらいの点数を1日に算定しているかを把握します。急性期病棟で日当点が高ければ手術や検査が多い(診療密度が濃い)と考えることができます。

この数字をもとに今後の病院運営を考えていく必要があります。日当点は病床稼働率とも密に連携しているので稼働率が低くても患者あたりの点数が高ければ高くなりますので、あくまで指標の一つになりますね。

日当点はおもしろい

僕は地域包括ケア病棟で日々頑張っているのですが包括病棟における日当点の算出は基本的に大きく変わる事はありません。

地域包括ケア病棟でいえば地域包括ケア病棟入院料は諸々の加算を加えると3000点位になります。これが大きく上回っているのであれば人工腎臓(人工透析)や手術が多かったと言えます。

逆に下回っている場合は長期入院の患者さんが多くベットの回転率が低かった可能性があります。

などなど日当点を毎月算出することでその病棟の概要が把握できるようになります。

日当点がわかれば病棟の収益もわかる

僕の働いている地域包括ケア病棟の日当点は3000点です。この3000点が他の病院とどのくらいの差があるかはわかりませんが、基本的に地域包括ケア病棟入院料1を算定している病院では大きく変わる理由はありません。

なので地域包括ケア病棟で50床ある病院で稼働率が80%だったと仮定すれば、

  • 50床×30日×80%=1200(稼働ベット数)
  • 1200(稼働ベット数)×3000(日当点)=3,600,000点(36,000,000円)

と計算することが出来ます。

自分の働いている病院の日当点について知っておくのは悪いことじゃないですので調べてみるといいですよ。