男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

注射で外来化学療法加算1と2の違い。AとBの違いは?施設基準。

外来化学療法加算は注射の通則に記載されていますが、外来化学療法加算1と外来化学療法加算2があります。そしてAとBもありますのでよくわらなくなりますよね。

僕も最初のうちは混乱しそうになりました。なので今日は外来化学療法加算について書いておきたいと思います。

Gold Standard

外来化学療法加算1と2の違い。AとBの違い。

まずは診療点数早見表を確認しておきましょう。480ページです。

イ 外来化学療法加算1

 ( 1 ) 外来化学療法加算A
   ① 15歳未満 820点
   ② 15歳以上 600点
 ( 2 ) 外来化学療法加算B
   ① 15歳未満 670点
   ② 15歳以上 450点

ロ 外来化学療法加算2

 ( 1 ) 外来化学療法加算A
   ① 15歳未満 740点
   ② 15歳以上 470点
 ( 2 ) 外来化学療法加算B
   ① 15歳未満 640点
   ② 15歳以上 370点

こうやって書いてみると少し整理できます。

まずは外来化学療法加算1と2の違いについてです

外来化学療法加算1と2は病院ごとに違いますのでまずは自分の働いている病院が外来化学療法加算1を算定するか2を算定するかを考えます。僕の働いている病院では外来化学療法加算1を算定しています。

外来化学療法加算1を算定できる病院はこれ!

外来化学療法加算1は2に比べて配点が多くなっています。なので1の施設基準の方が要件が厳しくなっています。抜粋すると

【外来化学療法加算1の施設基準】

  • 専用のベッドを有する治療室がある
  • 経験年数5年以上を有する専任の常勤医師が勤務
  • 経験年数5年以上を有する専任の常勤看護師が化学療法中に常時当該治療室で勤務
  • 経験年数5年以上を有する専任の常勤薬剤師が勤務
  • 化学療法委員会を行う

経験年数が5年以上の常勤が必要ですね。少し厳しい病院もあるかもしれません。続いて外来化学療法加算2の施設基準も確認しておきましょう。

外来化学療法加算2を算定できる病院はこれ!

【外来化学療法加算2の施設基準】

  • 専用のベッドを有する治療室がある
  • 化学療法の経験を有する専任の常勤看護師が化学療法中に常時当該治療室で勤務
  • 専任の常勤薬剤師が勤務

1と比べると算定要件は容易になっていますね。自分の働いている病院ではどちらを算定しているか確認しておきましょう。

次に外来化学療法加算AとBの違いについてです。

1と2の違いについて理解できたところでAとBの違いについても調べてみました。

外来化学療法加算Aは、薬効分類上の腫瘍用薬を、区分番号「G000」皮内、皮下及 び筋肉内注射以外により投与した場合に算定する。

つまり癌患者さんに実施した場合は外来化学療法加算Aを算定します

外来化学療法加算Bは、次に掲げるいずれかの投与を行った場合に限り算定する

  1. 関節リウマチ、クローン病、ベーチェット病、強直性脊椎炎、潰瘍性大腸炎、尋常性 乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬又は乾癬性紅皮症の患者に対してインフリキシマブ製 剤を投与した場合
  2. 関節リウマチ、多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎、全身型若年性特発性関 節炎又はキャッスルマン病の患者に対してトシリズマブ製剤を投与した場合
  3. 関節リウマチの患者に対してアバタセプト製剤を投与した場合
  4. 多発性硬化症の患者に対してナタリズマブ製剤を投与した場合

癌患者さん以外、関節リウマチなどの疾患に対し定めれてた薬剤を投与した場合に外来化学療法加算Bを算定できます

本日のまとめ

わかりにくい外来化学療法加算について書いてみました。

最初に自分の働いている病院が1なのか2なのか理解するといいですね。その後は対象疾患に対してAかBを判断することになります。

僕の働いている病院では15歳以下の患者さんでAもBも実施したことはありません。