男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

採用薬の後発医薬品(ジェネリック医薬品)切り替えが進んでいます。後発医薬品使用体制加算。

後発医薬品(ジェネリック医薬品)を知っていますか?調剤薬局で薬代が安くなるという噂の後発医薬品(ジェネリック医薬品)です。

最近、院内採用薬が後発医薬品(ジェネリック医薬品)に変更になっています。後発医薬品の名前は難しいですよね。やっと先発医薬品の名前を憶えてきたのに…。まだ覚えられずついていけません…。

医師だってカルテには先発医薬品の名前しか書きません。それを医事課で変換して算定しています。今日はそんな後発医薬品(ジェネリック医薬品)について書いておきます。

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後発医薬品(ジェネリック医薬品)に切り替えている理由

後発医薬品(ジェネリック医薬品)は患者さんの自己負担が安くなります。患者さんにとっては金額の面だけ考えれば負担が安くなる後発医薬品(ジェネリック医薬品)は最良の選択です。

病院は患者さんの負担を減らすためにわざわざ後発医薬品(ジェネリック医薬品)へ切り替えを行っているのでしょうか?最終的な利益に差が無くても薬価が下がるので収入は減ります。

それにはもちろん理由があります。

診療報酬改定を乗り越えた医療事務員なら知っている話ですが、厚労省から「後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進について」と言う通知が出ていますね。

厚労省は後発医薬品(ジェネリック医薬品)を使用を促しています。

高齢者が多くなるにつれて医療費が莫大になり財源を圧迫しているので政府としては少しでも抑えておきたいのです。その為に数値目標を出して病院へ後発医薬品(ジェネリック医薬品)の採用を促しています。

平成27年6月の閣議決定において、平成29年央に70%以上とするとともに、平成30年度から平成32年度末までの間のなるべく早い時期に80%以上とする、新たな数量シェア目標が定められました。目標の実現に向け、引き続き、後発医薬品の使用促進のための施策に積極的に取り組んでいます。

後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進について |厚生労働省

病院が後発医薬品(ジェネリック医薬品)に切り替える理由

いくら厚労省が切り替えなさいと言ってもそれだけで切り替えが進む理由はありません。病院だって切り替えるにはそれなりの労力(コスト)が必要です。その為に後発医薬品使用体制加算が増点となりました。

1 後発医薬品使用体制加算1 42点(新)

2 後発医薬品使用体制加算2 35点

3 後発医薬品使用体制加算3 28点

算定要件は以下の通り

(2) 後発医薬品使用体制加算は、当該保険医療機関において調剤した後発医薬品のある先発 医薬品及び後発医薬品を合算した規格単位数量に占める後発医薬品の規格単位数量の割合 が50%以上、60%以上又は70%以上であるとともに、入院及び外来において後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用を積極的に行っている旨を当該保険医療機関の見やすい場所に掲示している保険医療機関に入院している患者について、入院期間中1回に限り、入院初日に算定する。なお、ここでいう入院初日とは、第2部通則5に規定する起算日のことをいい、入院期間が通算される再入院の初日は算定できない。

難しいのですが、後発医薬品(ジェネリック医薬品)切り替えると高い点数が自動的に算定できます。

全入院患者に算定できるのは地味ですが大きな点数になります。

詳しく知りたい人はどうぞ

平成28年度診療報酬改定~後発医薬品使用体制加算の指標の見直し | やさしい薬の説明書

本日のまとめ

何事にもウラがありますね。