男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

県立小児医療センターの職員が診療報酬請求146件を忘れた件について。

ニュースサイトを循環していたら埼玉県にある県立小児医療センターの職員が診療報酬請求146件(請求漏れ2億5千万円、損失2900万円)をしていたとありました。

まぁ、金額は大きいしインパクトはありますね。一職員が損失2900万円も出すことができてしまう診療報酬請求の怖さを知ったような気がします。このニュースを読んで僕なりの考えを書いておきたいと思います。

Micropolis Rockfeller center

県立小児医療センターの職員が診療報酬請求146件を忘れ、請求漏れ2億5千万円、損失2900万円となる。

www.asahi.com

www.tokyo-np.co.jp

最初に結論から書いておきますと県立小児医療センターの事務職員全体のレベルが低すぎるとしか言いようがありません。

こんなことが起こるから公務員は…。みたいなことも言われるんですよ。

だってこの小児医療センターは冬にも重大インシデントを発生させていますからね。病院全体で改革が必要でしょう。でもきっと変わらないんでしょうね。

www.sankei.com

今回の事件で一番気になったのは処罰の違いについてです。

東京新聞の記事の中には以下のように書いてありました。

同日、同センターの男性職員(48)がずさんな事務処理を続けていたのが原因だとして、この職員を停職六カ月の懲戒処分とした。職員は同日に依願退職した。一方、職員のミスを防げなかったとして、同センターの業務部長(62)を減給三カ月(十分の一)、前事務局長(57)を戒告の懲戒処分とした。

担当者が停職六カ月の懲戒処分と言うのは損失額から考えても妥当な判断だったとしましょう。しかし、僕が言いたいのは担当者だけが停職六カ月の懲戒処分は不当だと感じました。だって2012~15年度の146件ですよ。4年間にわたりこの間違いに誰も気がつかなかったんでしょう。

もうこれは担当者だけの問題じゃないです。それなのに同センターの業務部長(62)を減給三カ月(十分の一)だけです。この差は大きすぎます。

62歳の部長はそれなりのお金を稼いでいるでしょう。それなのに3ヶ月だけ10%カットです。しかもこんな時の減給って基本給だけの減給なので役職手当などの加算分はそのままです。なので50万円の給料だったとしても5万円が減給されるわけじゃないです。

前事務局長(57)に関しては戒告の懲戒処分だけです。

トカゲのしっぽですね。

担当者と部長の間にも当事者はいたはずですけどね。

f:id:sasakimaruo:20170716000205j:plain

f:id:sasakimaruo:20170716000209j:plain

これは県立小児医療センターのHPに掲載されている7月15日現在の組織図です。副局長はどこにいったのでしょうね?担当者のほかに主任や課長もいてもおかしくはないです。こればかりは働いていないとわかりません。

本日のまとめ

病院の事務職員がニュースになるようなことはあってはならないことですね。

働きながらちょっとおかしいぞ?大丈夫?で防げるミスってたくさんあります。僕も同じような重大インシデントなんて起こさないように課内のチェック体制を整えていきます。