男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

2017年高額療養費制度の見直し。病院で年間上限額の対応方法。償還払い。

さて間もなく運用開始になる高額療養費制度(限度額適用認定証)ですが病院での準備はいかかでしょうか?

僕が働いている病院でもシステムの変更点や患者さんへの説明など様々な準備をしてきました。そんな中で新たに新設された年間上限額が少々ややこしいので困りました。制度を作成する側は頭の良い人が多いので高齢者への説明の難しさを考えてほしいですね。

複雑化する制度は決して良い制度とは言えません。来年の変更なんて迷路ですよ。

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2017年高額療養費制度の見直し。病院で年間上限額の対応方法。

上記の図を確認してもらうと2017年8月からは一般区分の外来だと14,000円(年間上限144,000円)と記載があります。

これって病院ではどのように対応するのでしょうか?外来で毎月14,000円を支払う患者さんは多くはありませんが、化学療法を行っている患者さんなどは薬剤が高価なので毎月14,000円を支払いますね。

自立支援医療(精神通院医療)受給者証(法別:21)や特定医療費(指定難病)受給者証(法別:54)のように記載して管理するものでもありません。病院が管理するのでしょうか?

病院では14,000円だけ管理していればOKです。

月間と年間で管理がバラバラだと病院としては負担が大きいですね。しかし、今回の改定では病院としては14,000円だけ管理していればOKです。患者さん自身が償還払いとなります。

償還払いとは病院では多くを支払っておいて市区町村で差分を返金してもらう事です。

とりあえず病院側としては安心ですね。

患者さんは負担が増えますのでフォローできたらいいですね。

ひとつの病院だけに通院している患者さんは14,000円×12ヶ月=168,000円を病院で支払います。しかし年間上限額は144,000円なので差額は168,000円-144,000円=24,000円になります。

この24,000円は後日市区町村から返金となりますので領収書などを患者さん自身が保管しておく必要があります。

絶対に紛失する患者さんがいますね。24000円の返金を受けない患者さんもいますね。

まさしく厚労省の思う通り!日本の様々な制度は申請しないと受けられない(知らなきゃソンをする)ですので、知ることは大事ですね。

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000158082.pdf

www.office-iryoujimu.com