男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

手術の術式(Kコード)が多いですよね。医師によって異なる意見でした。

一般病棟で膝骨折のため入院手術の患者さんがいました。入院して手術するような人の中には複数の骨折があることも多々あります。骨折と腱断裂がある場合も多いですね。

手術の術式(Kコード)はとても多くすべての術式について詳細に説明できる人はいないでしょうね。そんな手術の術式(Kコード)について医師によっても異なる意見なので困りましたって話です。

OPE

どっちでもいい!みたいな術式も多いですよね。

診療報酬の制度上、病院が収入を得る為には患者さんからの一部負担金と保険者から保険料分です。これを判断しているのはレセプトですね。でもレセプトってカルテの細かい部分までは反映できません。症状詳記を書くのも手ですが全部のレセプトに手術記録と症状詳記を書いている時間はありません。

なので、僕ら医療事務員は実際に行われた手術を確認しレセプトにしています。

今日は膝関節部の手術に対し「K063関節脱臼観血的整復術 膝 28,210点」と「K073関節内骨折観血的手術 膝 20,760点」と「K079靱帯断裂形成手術 足その他 16,350点」で主治医の意見が食い違っていたことです。

創傷処理と創傷処置の違いもあいまいなところがありますよね。

今回の場合は骨折に伴う靱帯断裂があった患者さんです。

手術の主な目的は靱帯断裂の形成なので「K079靱帯断裂形成手術 足その他 16,350点」が正しいような気がします。関節鏡下では無いので「K079-2関節鏡下靱帯断裂形成手術」は算定できません。

  • K063関節脱臼観血的整復術 膝 28,210点
  • K073関節内骨折観血的手術 膝 20,760点
  • K079靱帯断裂形成手術 その他 16,350点

最大で10,000点以上の差があります。金額にすると100,000円です。10万円!大きい!!

と言うわけで協議の結果、手術中に整復術も施行していたので「K063関節脱臼観血的整復術 膝 28,210点」で算定する事にしました。

老物

医療事務としてやることは変わらない。

医師が何と言おうと算定できないものはできません!って言いますし、いけるんじゃない?ってなったら正しいレセプトを作成して症状詳記と手術記録と画像を用意するだけです。

あとは審査機関からの返戻と査定が無いように祈るだけです。そもそも一般病棟でやる手術ですよね。これ。

一般病棟が満床だったからという理由で地域包括ケア病棟で手術をするなんて困りましたけどなんとか乗り越えました。。