男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

医療事務でも知っておきたい。個人情報保護のセミナーに行ってきました。

個人情報保護法が改正されたので気になっていましたので行ってきました。個人情報改正のセミナーです。病院向けに内容を編集してくれたセミナーでしたのでいろいろと勉強になりました。

なので今日は改正された個人情報保護法について書いておきたいと思います。

f:id:sasakimaruo:20170918215127j:plain

個人情報保護法は2017年5月30日より全面施行されました。

今回の改正は2003年に公布され2005年に全面施行の「個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)」が改正されたものです。個人情報の取り扱いルールが大きく変わりましたので、病院に限らずすべての企業で必須となります。

変更点はたくさんあるのですが要約すると以下の通りです。

  • 5,000人分以下の個人情報を取り扱う小規模な事業者も適用
  • 個人情報を取得時は、事前に本人に利用目的を明示する必要
  • 他企業などに第三者提供する場合は、あらかじめ本人同意が必要

まぁ他にもたくさんあります。

詳しく知りたい人は以下のサイトへどうぞ

www.ppc.go.jp

www.meti.go.jp

難しい話はいいから。病院で注意するべきポイントは?

難しい話は眠くなりますよね。その気持ちよくわかります。

なので病院や医療事務で必要な改正ポイントについて結論を書いておきますと「個人情報保護法改正にあたり、特別に注意しなければいけないことはない」です。

普通の医療機関であれば改正前の個人情報保護法で順守していたレベルであれば追加で行わなければならない作業は無いハズです。僕が働いている病院でも追加で行う必要はないと判断しました。

医療監視や各種視察をクリアしている医療機関は十分に必要レベルに達していると考えていいそうです。個人情報に関する取扱いなど院内に掲示してあるしホームページにも記載してあります。不安な病院はいま一度チェックしてみるといいですね。

僕が気になっているポイント

現行の個人情報保護法では患者さん情報を電話や窓口でお答えすることはできません。特に電話では受診の有無や入院情報など答えるわけにはいきません。しかしこれから超高齢社会になるじゃないですか。

すると、認知症の患者さんが増えるでしょう。今でもおじいちゃんが帰ってこないけど診察は終わっていますか?なんて問い合わせが多いです。ここで病院が「まだ審査中です。今日は混んでいます。」なんて答えるのは絶対にNGです。

お隣の○○さんが入院したって聞いたけどそちらに入院していますか?とかもあります。これも絶対に答えてはいけませんね。

仮に患者さんが独居だった場合は自宅を不在にしているという情報を病院が同意なしに提供したとみなされます。この情報をもとに空き巣被害があった場合は病院にも責任があります。

実際に起こったことだそうです。

また職員によって対応に差があるといけません。病院として医事課として対応を揃えていきましょう。