男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

超音波骨折治療法が査定。病名とか詳記。難治性もあるよ。

骨折超音波治療法の査定がありました。異議あり!ってことで骨折超音波治療法について勉強しましたので書いておきたいと思います。

骨折超音波治療法は難治性もあるし、必要な病名や書いておいた方がいい症状詳記なんかもありますね。知っているようで知らないことも多かったです。

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超音波骨折骨折治療法(一連につき)とは?

超音波骨折骨折治療法とは簡単に言ってしまえば骨折や偽関節の術後の回復を超音波で早める方法です。なんか未来ですよね。超音波で骨折の治癒期間が大幅に短縮するそうです。すごい!

ただし保険算定するにはルールがあります。医療事務員必須の診療点数早見表を確認しておきましょう。633ページです。

注 骨折観血的手術等が行われた後に本区分が行われた場合に限り算定する。

(1) 超音波骨折治療法は、四肢(手足を含む。)の観血的手術、骨切り術又は偽関節手術を実施した後に、骨折治癒期間を短縮する目的で、当該骨折から3週間以内に超音波骨折治療法を開始した場合に算定する。

(2) 当該治療を開始してから3か月間又は骨癒合するまでの間、原則として連日、継続して実施する場合に、一連のものとして1回のみ所定点数を算定する。なお、算定に際しては、当該治療の実施予定期間及び頻度について患者に対して指導した上で、当該指導内容を診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。

難治性超音波骨折治療法と超音波骨折治療法の違いについて

超音波骨折治療法には2種類あります。

  • K047-3    超音波骨折治療法(一連につき)4,620点
  • K047-2 難治性骨折超音波治療法(一連につき)12,500点

違いは文字通り難治性の骨折に対し算定するかどうかになります。また使用する期間についても違いがあります。

難治性を算定する場合、対象は四肢(手足を含む。)の遷延治癒骨折や偽関節となります。また使用期間は6か月間又は骨癒合するまでの間、原則として連日、継続して実施することができます。

病名は「骨折」が基本になります。症状詳記も書いています。

基本的には入院して手術を行った患者さんに対し算定することが多いです。診療点数早見表にも「観血的手術、骨切り術又は偽関節手術を実施した後」と書いてありますからね。外来でこれらの手術を行う事は僕の働いている病院ではありません。

なので病名は骨折が多いですが偽関節でもOKです。

そして症状詳記なしだと査定がありましたので症状詳記を書くようにしています。内容としては以下の2つです。

  1. 3か月間(6か月)毎日使用するように指示をした。
  2. 3週間以内に開始した。(受傷日:〇月○日転倒にて骨折)

これだけを書いておけば査定はないでしょう。

また、やむを得ない理由により3週間を超えて使用を開始した場合もその理由は書いておいた方がいいですね。

患者さんが自己判断(骨折だとは思わなかった)で様子をみていたが疼痛継続のため受診し骨折が発覚した。みたいな感じで大丈夫でした。

www.office-iryoujimu.com

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