男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

プラルエント皮下注ペンが在宅自己注射指導管理料で算定可能。シリンジではダメ!

高コレステロール血症のプラルエント皮下注が在宅自己注射指導管理料で算定可能になりましたね。先日、僕の働いている病院でも開始した患者さんがいました。新しい算定はルールが統一されていなかったりして現場でも混乱が生じる可能性があります。

なので今日はプラルエント皮下注における在宅自己注射指導管理料の注意事項について書いておきたいと思います。

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処方した時は「在宅自己注射指導管理料」が算定可能です。

2017年9月1日以降に処方せんを交付した場合は「在宅自己注射指導管理料」が算定できます。この注射薬は通常、75mgを2週に1回皮下投与します(効果不十分な場合には1回150mgに増量できる)

なので在宅自己注射指導管理料は「イ) 月27回以下の場合 650点」で算定する事になります。

在宅自己注射指導管理料については過去記事を参照してください。

www.office-iryoujimu.com

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プラルエント皮下注ペンを処方した時の必要病名は?

これは添付文書にも書いてある通り

  • 家族性高コレステロール血症
  • 高コレステロール血症

の2つになります。他の病名では査定対象でしょうね。その他にも注意事項として

心血管イベントの発現リスクが高く、HMG-CoA還元酵素阻害剤で効果不十分な場合に限る

とも書いてありますので心血管に関する病名もあった方がいいですね。まぁ医療事務として必要なのは高コレステロール血症の病名の有無です。

皮下注ペンのみOKになったのでシリンジを処方している場合は算定不可です。

細かい理由はいろいろあるのでしょうが、医療事務としてはチェックが必要なポイントが増えましたので要注意ですね。シリンジを処方している場合は在宅自己注射指導管理料は算定できません。

「自己投与にはプラルエント皮下注75mgペン又はプラルエント皮下注150mgペンを用いること。」とされているので、プラルエント皮下注75mgシリンジ及び同150mgシリンジについては、医科点数表区分番号「C101」在宅自己注射指導管理料は算定できないことに留意すること

最後の表記までチェックする必要があります。

本日のまとめ。その他の注意事項

  • プラルエント皮下注ペンを処方している時は在宅自己注射指導管理料の算定が可能になった
  • 在宅自己注射指導管理料は「イ) 月27回以下の場合 650点」で算定する
  • 必要病名は高コレステロール血症か家族性高コレステロール血症
  • 皮下注シリンジは対象外なので算定不可
  • 針付注入器一体型のキットなので「C151」注入器加算及び「C153」注入器用注射針加算は算定できない

これくらいでしょうか。

僕は医事会計システムのマスタ整備もあわせて行いました。新規に算定する時は何があるかわかりませんので出来る限りの目配りが必要です。計算担当者が困らないようにルールも作っていけたらいいですね。

参考資料

療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等の一部改正等について 保医発0831第1号平成29年8月31日http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T170901S0010.pdf

www.nikkei.com