男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

H2ブロッカー(ガスター)とプロトンポンプ・インヒビター(PPI)(オメプラール)の併用は査定です。

今までグレーゾーンでしたがしっかりと表記されてしまいましたね。もちろんこれで査定対象になります。H2ブロッカー(ガスター)とプロトンポンプ・インヒビター(PPI)(オメプラール)の併用している患者さんって意外と多いです。

胃炎や胃潰瘍に対する胃薬は年々査定が厳しくなってきていると感じています。今日はそんなH2ブロッカー(ガスター)とプロトンポンプ・インヒビター(PPI)(オメプラール)についてです。

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ガスターとオメプラールの併用は査定対象になります

支払基金における審査の一般的な取扱いが発表になりました。

http://www.ssk.or.jp/shinryohoshu/kikin_shinsa_atukai/shinsa_atukai_i/index.files/atukai_2_290925.pdf

この中には他にも気になるポイントがありますが、僕が一番気になったのはガスターとオメプラールの併用はダメ!って明記された事です。いままでこの胃薬はグレーな部分も多かったので査定を見逃してくれていた部分があります。過去からずっと処方されている患者さんなど。

でもこのように明記されたことでしっかりと査定されてしまいます。

17 H2ブロッカー(ガスター錠等)とプロトンポンプ・インヒビター(PPI)(オメプラール錠等)の併用投与について《平成29年9月25日》

○ 取扱い

H2ブロッカー(ガスター錠等)とプロトンポンプ・インヒビター(PPI)(オメプラール錠等)との併用投与は、原則として認めない

国保連合会も同じ取り扱いになるでしょうね。

支払基金が明文化したことで国保連合会ものちのち同じ取り扱いになるでしょう。なのですべてのレセプトで注意する必要があります。

僕が働いている病院で対象者を検索したところ、10名以上の患者さんで9月はH2ブロッカー(ガスター錠等)とプロトンポンプ・インヒビター(PPI)の併用がありました。

10月分もあわせてチェックが必要になりますが、院外処方なので事後チェックしたところで意味が無いんですよね…。レセプト病名だけでは調整不可能です。

主要なH2ブロッカーとPPIについて

H2ブロッカー???PPI???

なんて言われても薬剤師じゃないのでわかりませんよね。なので以下の通りまとめておきました。薬価本を参照したので間違いなしです。

H2ブロッカー

  • シメチジン  (商品名:タガメット、アルサメック錠など)
  • 塩酸ラニチジン(商品名:ザンタック、アバロンZ、など)
  • ファモチジン (商品名:ガスターなど)
  • ニザチジン  (商品名:アシノン、など)
  • 塩酸ロキサチジンアセタート(商品名:アルタット・イノセアワンブロックなど)
  • ラフチジン  (商品名:プロテカジン、ストガー)

プロトンポンプ・インヒビター(PPI)

  • オメプラゾール (商品名:オメプラール・オメプラゾン)
  • ランソプラゾール(商品名:タケプロン)
  • ラベプラゾールナトリウム(商品名:パリエット)
  • エソメプラゾール (商品名: ネキシウム)

本日のまとめ

H2ブロッカー(ガスター)とプロトンポンプ・インヒビター(PPI)(オメプラール)の併用は査定になりますので、同時処方ができないようにマスタを設定するなど対応していく必要がありますね。僕が働いている病院では高齢内科医は好き勝手に処方してしまうので…。