男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

入院の初回と再入院について入院期間の計算。だいたいは初回じゃない?

入院担当をしていると困るのが入院時の取り扱いです。初回って言葉は医療事務にとっては非常に大事なキーワードになりますね。地域包括ケア病棟でも一般病棟でも初回には算定できる点数が多くあります。

今日はそんな入院における初回について書いてみたいと思います。

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入院は再入院でも「初回」で算定したほうがいい理由

診療点数早見表を読んでいると「入院した日から起算して」とか「初日に限り」みたいな文言がたくさん出てきます。これは言葉の通り「初回」入院でしか算定できません。

「再入院」になるとこれらの加算は算定できないので医療事務としては出来るだけ「初回」で算定したいです。

でも患者さんによっては入退院を繰り返しているような場合もあります。そんな時はどうしたらいいのでしょうか?高齢者なんて肺炎を繰り返している場合も多々ありますからね。

入院期間の計算に書いてあること

みんな大好き診療点数早見表を確認すると難しいことがズラズラと書いてあります。いちお、引用しておきます。60ページくらいです。ちょっと長いので端折ります。

7 入院期間の計算

(2) (1)にかかわらず、保険医療機関を退院後、同一傷病により当該保険医療機関又は当該 保険医療機関と特別の関係にある保険医療機関に入院した場合の入院期間は、当該保険医療機関の初回入院日を起算日として計算する。

ただし、次のいずれかに該当する場合は、新たな入院日を起算日とする。

ア 1傷病により入院した患者が退院後、一旦治癒し若しくは治癒に近い状態までになり、その後再発し入院した場合

退院の日から起算して3月以上悪性腫瘍、難病の患者に対する医療等に関する法律(平成26年法律第50号)第5条に規定する指定難病(同法第7条第4項に規定する医療 受給者証を交付されている患者(同条第一項各号に規定する特定医療費の支給認定に係る基準を満たすものとして診断を受けたものを含む。)に係るものに限る。)又は「特定疾患治療研究事業について」(昭和48年4月17日衛発第242号)に掲げる疾患(当該疾患に罹患しているものとして都道府県知事から受給者証の交付を受けているものに限る。ただし、スモンについては過去に公的な認定を受けたことが確認できる場合等を含む。)に罹患している患者については1月以上)の期間、同一傷病について、いずれの保険医療機関に入院又は介護老人保健施設に入所(短期入所療養介護費を算定すべき入所を除く。)することなく経過した後に入院した場合

※通則5 ただし、保険医療機関を退院した後、同一の疾病又は負傷により、当該保険医療機関又は当該保険医療機関と特別の関係にある保険医療機関に入院した場合には、急性増悪その他やむを得ない場合を除き、最初の保険医療機関に入院した日から起算して計算する。

赤字で大事な部分は書いておきましたが、なんでこう難しく書くんでしょうかね?

入院の初回と再入院についてのまとめ

漢字がたくさん書いてあるので難しいですね。読んでいるだけでイヤになります。なので僕が要約しておきます。このルールさえ知っておけば大丈夫。責任は取りません。

再入院の患者さんでも「初回」になる場合。

  1. 前回の異なる病名
  2. 同じ病名でも、急性増悪などやむを得ない場合
  3. 同じ病名でも、前回退院時に治癒したが再発した場合
  4. 同じ病名でも、3ヶ月(悪性腫瘍や難病などは1ヵ月)経過した場合

こうやって書けば簡単ですね。

このルールで考えると「初回」の場合は多くなります

今までよくわからないので誤嚥性肺炎などを繰り返している高齢者なんかは「再入院」で算定していました。もったいない!

知らない事ってたくさんありますのでこれからも日々勉強していきます。