男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

ステリーテープ(ステリストリップ)材料の算定不可です。創傷処理?創傷処置?

今日はTwitterの質問があった内容です。ステリーテープ(ステリストリップ)は算定できるのかについてです。

診療で使用するテープや包帯関係の材料は保険請求できるものと出来ないものがあるので混乱しがちですね。僕もわからないことたくさんあります。その度に外来に言って実際に使用した材料を確認して算定できるか判断しています。医師が変更になると使用する製品が変わるのは面倒くさいですね。

ステリーテープ(ステリストリップ)は材料の算定はできません。

ステリーテープ(ステリストリップ)は衛生材料に分類されるので保険請求の対象外になります。

つまり算定できません。診療費に含まれているため患者さんにプレゼントってことになります。かりに全身にテープを貼ってもコストはとれません。もちろん持ち帰り分を自費で請求する事も基本的にはNGです。

請求できるテープってあるの?

診療で使用するテープ関係でもコストが算定できるものもあります。保険請求できる材料は皮膚欠損用創傷被覆材という認められたものです。

僕が働いている病院で使用される商品としては「デュオアクティブ」「カルトスタット」「ハイドロサイト」「コムフィール」「テガダーム」なんかがあります。

診療点数早見表なら847ページになります。2014年版までは商品名も書いてありましたが、2016年版からは記載がなくなりました。

創傷処理で算定できる?それとも創傷処置?

これは基本的には創傷処置になります。ステリーテープ(ステリストリップ)を貼っただけでは創傷処理にはなりません。診療点数早見表にもかいてあります。

創傷処理とは、切・刺・割創又は挫創に対して切除、結紮又は縫合(ステープラーによ る縫合を含む。)を行う場合の第1回治療のこと

切除、結紮又は縫合が必要です。つまりステリーテープ(ステリストリップ)を貼っただけでは創傷処置になるのが妥当と判断できます。

結紮(けっさつ)と読みます。

しかし例外あり。ステリーテープ(ステリストリップ)で創傷処理になる場合。

それは6歳未満に行う小児創傷処理の場合です。これは6歳未満の小児に対しステリーテープ(ステリストリップ)を実施した場合は算定が可能です。

平成24年3月に事務連絡がありました。

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/iryouhoken15/dl/zimu2-1.pdf

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ポイントは筋肉臓器に達しない創傷って部分でしょうね。ボンド又はテープって書いたあるだけで具体的に書いていませんのでステリーテープ(ステリストリップ)でもOKと解釈しています。

筋肉臓器に達する創傷の場合はそもそもステリーテープ(ステリストリップ)ではないでしょうね。

本日のまとめ。

  • ステリーテープ(ステリストリップ)は衛生材料なので材料の保険算定不可
  • 保険算定できるテープは皮膚欠損用創傷被覆材のみです。
  • ステリーテープ(ステリストリップ)を使用しただけでは創傷処置で算定する
  • 小児の筋肉臓器に達しない創傷に対して使用した場合は創傷処理が可能

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