男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

テリボンが24カ月まで使用できるようになったよ。72週からの増加です。

テリボンが24ヶ月まで使用できるようになったのに記事にしていませんでした。なので今日は古い記事を大幅にリライトです。

フォルテオの利用率が下がっています。整形外科学会で何かあったのでしょうか?その代わり骨粗鬆症の治療方法としてテリボン(テリパラチド)とプラリア(デノスマブ)が増えています。

医療事務員の立場からすればどんな治療方法の治療薬でも正しいレセプトを作成すれば問題ありません。個人的にテリボン(テリパラチド)はレセプトコメントが不要なので楽チンなのが嬉しいですね。

Injection

本日の要点

  • テリボン(テリパラチド)の72週24ヶ月の管理は外来で行う。
  • それでも医事課でも管理する事になった。
  • 神奈川県は72週ではなくて72回が可能と言われた。フォルテオと同じになりました 
  • レセプトでの病名は「骨粗鬆症」が必要。
  • 週1回の算定が可能です。
  • テリボンの使用期限が24ヶ月に延長されました。 ←NEW

テリボン(テリパラチド)の72週(回)24ヶ月はどうやって管理する?

僕が働いている病院は電子カルテではありません。フォルテオやテリボンなどの機関に上限が定められているものに対しては注意が必要になります。電子カルテなら算定回数のアラームが出るみたいなので気にしないでいいですよね。

なので紙カルテに回数を記載するという超アナログな方法を採用しています。

しかし医師が書き忘れたりする可能性がゼロではないですよね。患者さんに手帳みたいなのも渡していますが紛失する可能性もあります。フォルテオのように24カ月で月1回くらいなら管理もテリボン は週1回実施しますからね。多い。

整形外来からは管理できるって回答がありましたが、医事課でも管理をすることになりました。

なんで72週(回)24ヶ月が上限なの?

これはフォルテオと同じ理由ですね。添付文書にも書いてあります。

雌雄ラットに本薬を皮下投与したがん原性試験において、投与量及び投与期間に依存して骨肉腫を含む骨腫瘍性病変の発生頻度が増加した。

つまり、長期間にわたり使用を続けると副作用のほうが大きくなる可能があるからですね。ただ、製薬会社によると神奈川県は72週ではなくて72回まで可能と言っていました。また神奈川県ルールですね。この判断は医師に任せますが医事課としては72週で管理して欲しい(余計な査定返戻を増やしたくない)と伝えました。

発売から時間が経過し安全性が確認できたため72週から24ヶ月(104週)に増加されました!

www.medwatch.jp

もちろん病名は「骨粗鬆症」です。

添付文書には「骨折の危険性の高い骨粗鬆症」って書いてあります。

「骨折の危険性の高い骨粗鬆症」とレセプトに書いたら査定になった過去がありますので僕が働いている病院では「骨粗鬆症」の基本病名のみです。

回答としては、 ①病名に「骨折の危険性の高い骨粗鬆症」と記載がしてあるが、病名として「骨折の危険性の高い骨粗鬆症」は無い。病名は「骨粗鬆症」となる。 ②症状詳記として「骨折の危険性の高いため実施した」と言う旨を記載しなくてはいけない。

なんとフォルテオ(在宅自己注射指導管理料)が返戻です。 - 男性医療事務員の戯言

毎週算定が可能です。フォルテオとテリボンどっちが安いの?

これは薬価としてはほぼ同じですが、フォルテオには在宅自己注射指導管理料があるので結果としてはフォルテオの方が高額になります。またテリボンは72週(1年半)なのに対してフォルテオは24ヶ月(2年)なので薬剤も長期的にトータル費用で考えればテリボンの方が圧倒的に安くなります。(2016年8月時点)

これも期間延長にともない変更になりますがそれでもテリボンの方が安いですね。(2018年1月時点)

【薬価比較】 テリボン:10,837円/7日 1,548円/日 フォルテオ:43,334円/28日 1,548円/日

なのでどっちが安いのかと聞かれたらテリボンのほうが安いですよ。と答えています。

週1回来院して注射をするのがいいのか、自己注射で管理したほうがいいのかは患者さんによって違うでしょうね。

本日のまとめ

テリボンの記事リライトでした。過去記事はこまめにリライトしていかないと古くなりますね。

病棟てもテリボンで管理している患者さんが圧倒的に多いです。フォルテオは古いんでしょうか。