男性医療事務員の戯言

医療事務でメシ食ってます。愛妻家です。

精密持続点滴注射加算を算定したよ。緩徐に注入するってなんだ?対象薬剤について

病棟業務もだいぶ慣れてきました。今日はよくわからないまま算定していた精密持続点滴注射加算について勉強しました。病棟では点滴で加療している患者さんが多いです。

点滴のコスト伝票にはどんな方法でその薬剤を使用したかなんて書いていません。なので医事課側でカルテを確認して判断する必要があります。

Drug

精密持続点滴注射加算について

最初は精密持続点滴注射加算についてです。精密持続点滴注射加算は1時間に30ml以下の速度で体内に薬剤を注入することをことを言います。診療点数早見表を確認するなら481ページです。

第6部注射の通則4です。

4 精密持続点滴注射を行った場合は、前3号により算定した点数に1日につき80点を加算する。

何もしないで80点が算定できるので算定しないともったいないです。

どんな時に算定していいの?

これも診療点数早見表に書いてあります。しかしちょっと難しいです。少なくとも僕には理解できませんでした。

3 精密持続点滴注射加算
(1) 「通則4」の精密持続点滴注射は、自動輸液ポンプを用いて1時間に30mL以下の速度で体内(皮下を含む。)又は注射回路に薬剤を注入することをいう。
(2) 1歳未満の乳児に対して精密持続点滴注射を行う場合は、注入する薬剤の種類にかかわらず算定できるが、それ以外の者に対して行う場合は、緩徐に注入する必要のあるカテコールアミン、βブロッカー等の薬剤を医学的必要性があって注入した場合に限り算定する。
(3) 区分番号「G003」抗悪性腫瘍剤局所持続注入の実施時に精密持続点滴を行った場合は、「通則4」の加算を算定できる。
(4) 区分番号「G005」中心静脈注射又は区分番号「G006」植込型カテーテルによる中心静脈注射の回路より精密持続点滴注射を行った場合は、「通則4」の加算を算定できる。

ここで気になったのは緩徐に注入する必要のあるカテコールアミン、βブロッカー等の薬剤って部分です。

緩徐に注入する薬剤って何があるの?

診療点数早見表にも書いてあるカテコールアミンとβブロッカーは問題ありませんね。書いてあるんだから使用したら算定してOKです。

しかしよく読んでみると

緩徐に注入する必要のあるカテコールアミン、βブロッカーの薬剤

等って書いてあります。おいおい等ってなんだよ!!!!ってなりました。

なので点滴薬剤を入力する時は薬価本を確認するようにしました。そうしたら塩酸ドパミン・カタボンなどがありました。きっともっとあるんでしょうね。

本日のまとめ

精密持続点滴注射加算を算定するにはいくつかの条件があります。精密持続点滴注射加算についてまとめると以下のようになります

  • 精密持続点滴注射を行った場合は1日につき80点を加算する
  • 1時間に30mL以下の速度で体内に入れた場合のみ算定可能
  • 1歳未満の乳児に対してはどんな薬剤でも算定できる
  • それ以外については緩徐に注入する必要のある薬剤を使用したとき
  • 緩徐に注入する対象薬剤はカテコールアミン、βブロッカー等
  • そのほかには塩酸ドパミン・カタボンなどが対象薬剤であった

これくらいですかね。

新しい薬剤がありましたら追加していきます。

知らなかったけど算定できる項目ってまだまだたくさんありそうです。いきなり全部は無理ですがこうやって一つ一つ学んで行くしかありません。これからも勉強していきます。